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健康と成長を支える暖かな保育の場


ー地域に根ざした温かい保育の場

ひがしの大空こども園は、2020年4月に沖縄県うるま市で開園しました。

この認可保育園は、地域の子どもたちの、心身の成長を支える温かい場所として親しまれています。特徴的なのは、療育保育士や理学療法士、言語聴覚士、看護師が4名も常駐しており、ケアが必要な子どもたちに最大限に対応できる点です。さらに、園児たちの成長を支援するために、リトミック・体育教室・学研教室・空手教室など行っており、結果だけを求める保育ではなく、遊びを中心とした体力づくりと、自己肯定感を育む事に力を入れています。


ー園長先生のインタビュー


ー保育園は設立して何年目になりますか?

園長先生ー令和2年の4月に開園しましたので、5年目になります。


ーひがしの大空子供園はどのような保育園ですか?知ってほしい特色などがあれば教えてください。

園長先生ーうちの保育園の特色としては、令和6年から保育所型「児童発達支援・放課後等デイサービス」事業所の立ち上げを園内で予定しており、その為理学療法士、言語聴覚士、介護福祉士を採用いたしました。またこども園には、看護婦が4名と発達障害児支援士資格を持つ療育保育士も在籍しているので、グレーゾーンのお子さんや発達障がい児、 医療的ケア児の受け入れも可能です。他の保育園さんではなかなかお預りできない園児さんも、お預かりが可能であるというのが1番の特色ではないかと思ってます。

ー現場で働いている保育士さんのキャリアアップ について教えてください。

園長先生ーキャリアアップとしては、 県・市町村が主催する研修参加、それ以外にも園内研修として、令和3年から沖縄県保育アドバイザーの小禄朝也先生をお招きして、園内公開保育を行っています。その保育内容を職員とアドバイザーとで振り返り、話し合いを行いながら日々の保育の「質の向上」を進めています。また、勤務外での研修参加は全て残業として認め、残業代を支払っています。 それで保育士さんのやる気をアップさせ、モチベーションが上がるような体制作り、前向きに保育に取り組めるような体制作りを進めていますね。


ー開園以来の課題とその解決について教えてください。

園長先生ー園の課題は、国が進める待機児童の解消というのが1番のメインでした。この地域(田場)はうるま市内で1番人口の多い地域で、そこに1つしか認可保育園がないというのが問題でした。そこで、田場区にあと1つ保育園を作りましょうということで声を上げ、開園を実現しました。現在は待機児童が解消されましたので、今後はうるま市の出生率の低下に対応出来るよう、出産前、出産後の母親をサポートする「産前産後ケア事業」を行いたいと考えております。具体的には、育児による睡眠不足等の保護者支援として、当園の助産師さんや保育士さんがお子さんをお預かりし、保護者さんは仮眠室で安心して休憩を取って頂く等の保護者支援です。これは既に埼玉県の栗原市にある「柿沼学園」さんが行っており、この地域は、なんと埼玉県で出生率が一番となって、埼玉県を驚かせています。5月には研修でそちらの施設見学に行ってきました。当園でも沖縄県初の事業として行いたいと考えています。この研修は「株式会社こども環境研究所」主催で行われました。


ー園長先生が目指す保育園とは?

園長先生ー今年度から、 発達障がい児のお子さんを預かる児童発達支援、放課後等デイサービスの事業所を園内に立ち上げようと考えていまして、それに向けて、保育士だけではなく、理学療法士や言語聴覚士、看護師など、医療系技術者の方々の採用を積極的に行っています。実際に4月からは理学療法士さんが1人働いていますし、パートで言語聴覚士さんも1人働いてます。 最近では、児童発達支援管理責任者の採用が決まりまして、うるま市としては初となる、こども園内に保育所型「児童発達支援・放課後等デイサービス」立ち上げが可能となりました。健常児も発達障がい児も同じクラス内で保育・療育をおこない、まだまだ未熟ですが、インクルーシブ保育を進めて参りたいと思います。

ー最後に園のPRをお願いします。

園長先生ー休憩が取れるぞー!海にも行けるぞー!以上です(笑)



ー保育士さんのインタビュー

ー保育士としての経験を教えてください。

仲程先生ー14年目になります。現在は特定のクラスを担当せず、フリー保育士として全クラスに入り、保育を行っています。


ー保育士になろうと思ったきっかけはなんですか?

仲程先生ー保育園で働いている方がいて、その姿に憧れを抱いたのがきっかけです。その方の仕事への情熱を見て、自分も保育士として働きたいと思いました。


ー仕事においてやりがいや達成感を感じる瞬間があれば教えてください。

仲程先生ー子どもたちの成長を間近で見ることができるのが一番のやりがいです。例えば、昨日できなかったことが今日できるようになったり、朝「先生おはよう!」と元気に挨拶してくれると、子どもたちからの信頼や成長を感じられて温かな気持ちになり、とても嬉しく感じます。


ー現在、この保育園の職場の雰囲気はどのように感じていますか?

仲程先生ー働きやすい環境だと思います。先生同士のやり取りもスムーズで、年上の先生や新しい先生とも相談がしやすいです。みんなで協力して良い保育を目指しています。


ー将来的にどのような保育士を目指していますか?

仲程先生ー子どもたちや保護者様、地域、職場の先生方に求められる存在になりたいと思っています。安心感を与えられる保育士でありたいです。



ーこの保育園の自慢できるところを教えてください。

仲程先生ー 一番の自慢は、子どもたち一人ひとりの個性に寄り添った保育、丁寧な保育で非認知能力を育てていく保育を実践しているところです。先生たちも一人ひとり個性があり、チーム保育で子どもたちが自分の良さを伸ばせるようにサポートしています。また、園長先生の「やってみなはれ」精神で、チャレンジしてみたいと思ったことはすぐに実行できるところも魅力的で、働いていてやりがいを感じます。



ー理学療法士さんのインタビュー

ー園で働いてどのくらいですか?また、現在担当されているクラスを教えてください。

喜屋原先生ー今年の4月から働き始めたので、まだ4ヶ月ほどです。現在はウルマー組5歳児を担当しています。


ーこの仕事のやりがいを教えてください。

喜屋原先生ー子ども達との関わりは、私にとって初めての経験です。最初はどうすればいいか戸惑いましたが、子ども達の成長を感じられること、信頼関係を築くことができるのがやりがいです。特に成長を感じたのは、日々の生活を一緒に過ごす中で、最初は跳び箱を怖がっていた子どもが挑戦する姿を見てとても感動しました。


ー現在は保育士として働いているのでしょうか?

喜屋原先生ー本来は児童発達支援事業の立ち上げメンバーとして入る予定でしたが、その準備が進むあいだ子どもたちの発達を見てほしいとのことで、現在は就学前の5歳児クラスに関わっています。



ー職場の雰囲気を教えてください。

喜屋原先生ー職場の雰囲気は最高です(笑)園長先生を始めとして、職員同士のコミュニケーションも良好で、働きやすい環境です。


ー今度どのように子供達と関わって行きたいですか?

喜屋原先生ー理学療法士として発達がゆるやかな子どもたちをサポートし、彼らが集団活動に積極的に参加できるようにしたいと思っています。チャレンジ精神を育むことで、子ども達が自己肯定感を持ち、成長していける環境を作りたいです。


ー保育園の自慢できるところを教えてください。

喜屋原先生ー先生方の雰囲気がとてもいいことです。皆さんのサポートがあってこそ、楽しく働けています。


ー最後に

今回のインタビューを通して、私が一番感じたことは、園長先生がとても明るく、全ての職員・保育士さんが明るくて気さくな方ばかりであることでした。

保育士さんのインタビューでも、皆さんが園の雰囲気が良く、働きやすいと感じていることが伝わってきました。

実際に子供たちの様子も見せていただきましたが、みんな笑顔でニコニコしている姿がとても印象的でした。ひがしの大空こども園は、医療的ケアが必要な子どもたちを受け入れることができる、特色ある保育園です。療育保育士や看護師、理学療法士などの専門職が連携し、子どもたちの成長を支援しており、保育士のキャリアアップ支援も充実していて、保育士としての成長を促進する環境が整っていると感じました。


これからも地域に根ざし、包括的な支援を提供していくことで、子どもたちとその家族を支えていくだろうと感じました。




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