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ー社会福祉法人緑和会が描く、地域共生の未来ー




ー心に寄り添う、地域と共に歩む福祉の場

今回、訪れた社会福祉法人緑和会は、昭和63年(1988年)に設立された沖縄の一角に根差す、特別な場所です。精神障害者や知的障害者への支援を使命とし、地域社会と一体となった多様な事業を行っています。先代からのバトンを引き継ぎ、利用者第一の運営を続ける緑和会は、長年にわたり地域社会に欠かせない存在となっており、地域社会と深く結びつきながら、一人ひとりの利用者に寄り添う取り組みを行い、人々がお互いを支え合い、一緒に成長できる温かい場所を提供することを心がけています。



ー地域社会との調和

緑和会の取り組みは、障害者支援施設「栄野比の里」「緑の里」をはじめ、幅広いサービスに及びます。相談支援事業、さらに介護保険事業など、利用者一人ひとりのニーズに合わせた多様な支援を提供しています。地域に根ざした活動として、グループホームや放課後デイサービスの運営も行い、細やかな配慮をしています。

緑和会は、地域との連携を重視しており、朝の交通安全活動や地域清掃活動、自治会との花壇管理を通じて、地域社会との絆を深めています。この活動は、地域住民と利用者が互いに影響を与え、支え合う関係を築いています。


ー職員の成長と幸せ

職員の幸せと成長も、緑和会が大切にしている柱の一つです。新人職員のフォロー体制や資格取得支援、休暇制度の改善など、働きやすい環境を整えています。職員一人ひとりの声を大切にすることで、職場の雰囲気は年々向上し、その結果、利用者へのサービスの質も高まっています。


ー未来への展望

緑和会は、地域での生活支援の強化と地域移行サポートの拡充を目指しています。コロナ禍で制限されていた活動の再開も計画しており、保護者や地域の人々が施設をより利用しやすい環境を目指します。求める人材は、相手の立場に立って考え、

気づき上手で聞き上手な方です。未経験者でも、心からのサービスを提供することができれば、緑和会で成長していくことができます。

社会福祉法人緑和会は、利用者と職員の幸せを追求しながら、地域社会と共に歩む温かい心の場所です。地域の一員として、そして福祉の担い手として、より良い未来を目指し続けます。



|スタッフインタビュー


ー教育から福祉へ

勤務歴:10年

児童発達支援管理責任者:伊藝 桐子 さん 

前職は、教職員として働いていました。以前から特別支援に興味があり、綠和会にで働いてる方との縁があり、声をかけてもらって綠和会で働き始めました。


ー福祉の仕事で大変と感じることはありますか?

やはり、学校にいた時と、この仕事をしてからは、だいぶ考え方が変わりました。

大変というより、新しい発見がたくさんあり、こんな風に声をかけたりするとスムーズに行くんだなと。特に児童に対しては、学校とは違うんだなと感じました。

やりがいが大きいです。学校では、先生一人に対して児童が30人ですが、ここでは一人一人との時間が作れるっていうのはすごい楽しいしプラスになると考えています。

ー施設のアピールポイントを教えてください

ほんとに職員がみんないい人たちで働きやすいです。子育てしている職員に対して

も法人がしっかりサポートしてくれ、働きやすい環境を作ってくれるので子育て世帯には働きやすいと思います。



ー温かい職場が育む利用者の笑顔

勤務歴:9年 指定障害者支援施設緑の里/生活支援員:佐久本吉博 さん


前職は、公立の学校で支援学級で働いていて、そこから福祉の仕事に興味を持ち、緑和会で働き始めました。働き始めて9年ほどになります。


ー福祉の現場で働いて変わったと思うことはありますか?

人の気持ちがわかるようになったことですね。ここで困っているんだな、など気持ちを汲み取れるようになってきました。

また、現在、プライベートでもバスケットボールを教えているんですが、以前とは違い、”ここが苦手なんだな”と相手の気持ちや苦手なところなどがわかるようになってきたため、それぞれにあった教え方ができるようになりました。


ー緑和会のいいところを教えてください

やっぱり職員同士が和気藹々としているので、利用者さんも笑顔が多いところです。



ー笑顔でつながる職場と利用者

今回の緑和会への訪問を通じて感じたことは、施設を見ること以上にスタッフ全員が笑顔で接しているのを目の当たりにし、その積極的な態度が施設全体に温かみと活気を与えていることが感じられました。スタッフは仕事をしているだけでなく、楽しんでおり、その充実感が職場の雰囲気をより開放的で快適なものにしています。訪れた人がすぐに感じ取ることができるほどでした。


さらに、スタッフたちからは「楽しい」という言葉が聞かれ、とても働きやすい環境であるのが見るだけで感じることができ、それが利用者に対する接し方にも現れており、スタッフの対応はとても温かく、親しみやすいものでした。


緑和会では、職員が職場環境と同僚との関係にとても満足していることがわかりました。みんなが支え合い、一致団結しているため、仕事に対する満足度が高く、人々が簡単に職を変えることが少ないです。このような環境が、職員が幸せを感じるだけでなく、利用者に提供されるサービスの質を向上させ、職員が仕事で充実感を感じると、そのポジティブな気持ちが自然と利用者への丁寧で温かい対応につながり、利用者の生活の質も高まるののだなと感じました。緑和会の取り組みは、福祉施設がどのようにして職員と利用者双方の幸せを向上させるかのお手本と言えるのではないかと思います。






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